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安楽椅子探偵登場
テレビ番組制作会社の社長・小郡剛志が刺殺死体で見つかった。小郡の会社は不祥事によりテレビ局に出入り禁止となって以降、小郡は有名人のスキャンダルを盗撮して恐喝することで金を得ていたという。
部屋は犯人によって荒らされていたが、金庫の中には3本のビデオテープが残っていた。そのテープには、評論家の羽島進次郎、女子アナの高畠はるな、タレントのフレディ・ジョンソンの三人が映っており、その誰かが恐喝された恨みにより殺害した可能性があった。
もしくは、小郡に借金を立て替えてもらっていた愛人の白石くりこ、恐喝ビデオの編集作業をしていた小郡の部下・那須輝弘が犯人の可能性もあった。さらには、捜査を担当していた捜査一課課長・大宮も以前に小郡に弱みを握られて脅されており、警察を懲戒免職になった。動機のある全員にアリバイは無いが、直接的に事件に繋がる証拠も出てこなかった。
捜査が行き詰ってしまった刑事の水沢は、留学中の学生時代の同級生であり世界的推理作家であるカレン安城に知恵を借りようとする。カレンはかつてニューヨークの自宅で小説家をしながら、イギリスで起きた事件を解決したこともある『安楽椅子探偵』でもあった。しかしカレンは、捜査資料のデータが不足しており犯人を特定できないものの、水沢にいくつかの有益なアドバイスを行う。
やがて、那須の部屋から『凶器のナイフ』が発見されたことから、那須は逮捕されて厳しい取り調べを受けることになる。那須は無実を訴えるが信じてもらえず、追い詰められた那須は「困ったときに一度だけ使える」という笛を吹き鳴らす。
ランタイム: 195 数分
品質: HD
リリース済み: Oct 01, 1999
IMDb: 10
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